知らないとヤバい!洗える絨毯をコインランドリーで上手に洗う方法
毎日わたしたちの足元で頑張ってくれている絨毯には、思わぬトラブルがおこることもあります。
絨毯にコーヒーをこぼしてしまった!
カーペットにペットがおしっこしちゃった・・・
子供が嘔吐して汚れてしまった
もし、お使いの絨毯が水洗いOKであれば、コインランドリーで洗ってみてはいかがでしょうか?
洗える絨毯でも洗えないことがある?
これは最初にお伝えしておきたいことなのですが、絨毯・ラグ・カーペットの商品パッケージに「水洗いOK」「洗濯OK」などの文字があって、洗濯表示タグを確認したら水洗いOKとなっていた場合でも水洗いができないことがあるんです。
全ての洗える絨毯が本当にご家庭で水洗いできるわけではないことは、クリーニング屋さんとしてぜひお伝えしておきたいと思います。
問題はサイズです
絨毯・ラグ・カーペットをご家庭で洗濯する工程には「洗う」「脱水」「乾燥」がありますが、洗える絨毯であっても洗濯機に入らないサイズのものを洗うことはできません。
洗うだけならお風呂場でできるかもしれませんが、洗濯機に入らないサイズを手作業で脱水するのは本当に大変なことなんです。恐らくうまくいきません。
中途半端な脱水しかできていない絨毯・ラグ・カーペットは、外干ししてもなかなか乾きません。ようやく乾いたと思ったら生乾きのクサい臭いがしてしまうこともあるんです。
デア絨毯工房にも「手洗いした絨毯から生乾き臭がして困っているから、洗いなおしてほしい」というご依頼が何件も寄せられています。
ご自宅で洗える絨毯は、こちらの3つの条件をクリアしたものだけということをぜひ覚えておいてください。
・洗濯機に入るサイズであること
・薄くたためるもの
ですので、いくらパッケージに「洗える絨毯」と記載があってもリビング全体に広く敷いているような大きなサイズで、たたんでも洗濯機に入らないような絨毯は洗えないのです。
コインランドリーなら洗える?
コインランドリーで洗える絨毯を洗う時も考え方は同じです。
まずは水洗いができる絨毯であること、それからコインランドリーのマシンに入るくらい薄くたためるものであることを確認しましょう。
こちらの「デア絨毯工房 絨毯・ラグ・カーペット類の見分け方」で言いますと、平織り、タフテッド、レーヨンカーペットでマシンに入るサイズであれば洗えるのではないかと思います。(確実ではありません。お手持ちの絨毯・ラグ・カーペットを確認して下さいね)
洗える絨毯をコインランドリーで上手に洗う方法
洗えることを確認したら、さっそくコインランドリーで洗っていきましょう!
コインランドリーは洗いたいものをマシンに入れてお金を投入して、スイッチオンするだけなので使い方は簡単です。
コインランドリーの操作方法はご存じの方も多いかと思いますし、お店によっても違いますので省略します。
ここでは、コインランドリーで絨毯・ラグ・カーペットを上手に洗うコツ、というか知っておかないとヤバいことをお伝えします!
自宅でやっておくこと
シミはなるべく早く拭いておこう
コーヒーやジュース、ワインなどの飲食物をこぼしてしまったら、なるべく早く拭きとっておきましょう。
コインランドリーは通常の洗い方はできますが、漂白剤を使ったシミ抜きはできません。
シミになってから時間が経ってしまうと、コインランドリーで洗っても落ちないことがあります。
取れる汚れは除去しておこう
髪の毛、ペットの毛、ホコリなどの自分で取り除ける汚れも除去しておきましょう。
ついたまま洗ってしまうと絨毯・ラグ・カーペットの毛と絡まって余計に取れにくくなってしまうこともあります。
コインランドリーの準備
マシンはどのサイズを選べば良い?
マシンのサイズはお店によっても違うのですが、1畳の絨毯・ラグ・カーペットなら12kgの洗濯機、2畳~3畳なら15kgのものを目安にしてください。
サイズがわからない場合は絨毯を入れてみて、洗濯槽の半分くらいの容量になるサイズを選びます。
小さいサイズの方が料金は安いのですが、詰め込みすぎるとうまく洗うことができません。
たたみ方は「屏風だたみ」
絨毯・ラグ・カーペットのたたみ方は屏風だたみをおすすめします。
くるくると丸めたり、ギュウギュウに詰め込むような入れ方をすると洗剤液が内側まで行きわたらず汚れが落ちないことがあります。
洗濯槽の洗浄をしよう
ネットの質問掲示板で、コインランドリーで布団を洗ったら飼っていない動物の毛(恐らく猫の毛)がたくさん付着してしまってトラブルになってしまった人もいました。
最近のコインランドリーには事前に洗濯槽の洗浄ができるものが増えています。
ドラム洗浄ボタンがついていたら、やっておくことをおすすめします。
注意!乾燥機能の温度
温度は必ず「低温」で
これは本当に気を付けてくださいね!!
高温の方が早く乾くように感じられますが、絨毯・ラグ・カーペットを高温で乾燥するのはやめておきましょう。
絨毯の繊維はデリケートで熱に弱いですし、裏にゴムがついていると熱によってはがれてしまうことも実際にあります。
乾燥機は必ず「低温」にしてください。または洗濯表示に温度の指定がある場合は従って下さい。
乾燥機に熱が残っていると効率良し
乾燥機を選ぶときは熱が残っているものを探してみて下さい。
室温から温めるよりも早く指定の温度に達するので、効率良く乾燥させることができますよ。
洗えない絨毯・ラグ・カーペットはデア絨毯工房にどうぞ♪
コインランドリーは手軽ですし、なんといってもその日のうちに乾燥までできてしまえるのが魅力です。
ひどく汚してしまってすぐにキレイにしたい!というときにはとても便利かと思います。
「そもそも洗える絨毯じゃない(洗濯表示が水洗い×になっている)」「コインランドリーまで持って行けない」「絨毯が重すぎてとても運べない!」など、ご自分で洗うことが困難なときは、ぜひデア絨毯工房をご活用下さい。
ご自宅まで集荷に伺います!
デア絨毯工房なら重くかさばるお品物でもご自宅まで取りに伺うことができます。
絨毯をたたんで段ボールなどに梱包しておいていただければ、ご指定の日時に提携している配送業者が集荷に伺います。
梱包資材は匂いや汚れのあるものでなければ何かの荷物が届いたときの段ボールの再利用品で十分ですので、新品で用意していただく必要はございません。
あらゆる絨毯・ラグ・カーペットが水洗い可能です
私たちは絨毯専門のクリーニング店ですので、世界中のあらゆる絨毯・ラグ・カーペットを水洗いできます。
洗濯表示が水洗い不可となっていてもデア絨毯工房なら洗うことができます。
ペルシャ絨毯などの高級絨毯の取り扱い実績も多数ございますので、安心してお任せ下さい。
無添加石けんで洗っています
絨毯・ラグ・カーペットは家族みんなが素足でくつろぐ場所ですし、お子さんが夢中で遊ぶ場所でもあります。赤ちゃんがスヤスヤお昼寝をすることもありますよね。
素肌に近いインテリアだからこそ、私たちは安全性にもしっかりとこだわっています。
乾燥したあとも残留洗剤が気になる合成洗剤は一切使わずに無添加石けんだけで洗いますので、肌が弱くすぐに赤くなったりかぶれてしまう敏感肌の方、アトピー体質の方、ご高齢の方、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にも選ばれています。
また、当然ではございますがコインランドリーとはまったく仕上がりも違います。
便利で安心安全なデア絨毯工房のクリーニングを、ぜひお試しくださいませ。