今年はホットカーペットにしてみる?上手な選び方
季節はだんだんと秋っぽくなってきて、そろそろ足元から冷えを感じる日もあるのではないでしょうか?
私は今日、今シーズン初めてのレッグウォーマーを着用しました!
こんなときに足元にホットカーペットがあったら床の冷えを軽減できるのですが、ホットカーペットってどんな絨毯とも合わせられるの?
メンテナンスはどうすればいいの?
など、わからないこともありませんか?
ホットカーペットの選び方
ホットカーペットを購入するときに抑えておきたいポイントをご紹介します。
2畳?3畳?ちょうど良いホットカーペットの大きさ
ホットカーペットのサイズは、使いたい部屋に合わせて選ぶことになります。
リビングの床に敷いて家族みんなでゴロゴロするなら、3畳以上の大きいサイズが便利でしょう。
ソファの足元に敷きたい、テレビの前の空間にコンパクトに置きたいなら2畳、1人暮らしの部屋に合わせたいなら1畳など、使いたいスペースに合わせてサイズを選びましょう。
パソコンデスクなどの下に使いたい場合は、「ホットマット」もおすすめです。
50㎝×50㎝くらいのコンパクトなホットカーペットで、足元だけをピンポイント温めることができます。
持ち運びもラクチンなので椅子に座っているときは足元に置いて、床に座るときはお尻の下に、さらに寝る前には布団に入れて足元を温めておくという使い方もできますよ。
ホットカーペットの種類
ホットカーペットの素材を大きく分けると、絨毯タイプとフローリングタイプがあります。
絨毯タイプのホットカーペット
絨毯タイプは薄手の絨毯に電熱線が織り込まれている従来型のホットカーペットです。
通常は1枚で使うことはせず、カバーやホットカーペット対応の絨毯・ラグ・カーペットをかぶせて使用します。
価格もお手頃ですし、カバーが付属している製品もあります。
フローリングタイプのホットカーペット
出展:ビックカメラ
木目調になっているフローリングタイプのホットカーペットはカバーをかけずに1枚で使用することができます。
表面は塩化ビニールなどでできているため、汚れても簡単に拭き取ることができますしダニ・カビの心配が少ないです。
フローリングのような見た目なので、夏の間も敷きっぱなしで使用しているご家庭もあるようです。
水に強いのでキッチンの足元にも良いですね。
ただし、フローリングタイプの価格は絨毯タイプと比べると高めになります。
温度設定機能
一般的なホットカーペットは、低温・中温・高温とシームレスに温度設定ができるものが多いようです。これに加えて、ダニ対策用にさらに高温に設定できたり、ホットカーペットの半面だけを温められるような設定ができるものもあります。
より細かな設定ができた方が電気代の節約につながります。
通常、ホットカーペットのリモコンはカーペットの角に固定されていることが多いのですが、手元で操作できるリモコンが付属している商品もあります。
ダイニングテーブルと椅子の足元にホットカーペットを敷く場合は、かがんでリモコン操作をするのは大変ですし、立ち座りの動作が苦手になってきている高齢の方などには手元のリモコンがあった方が便利ではないでしょうか?
ホットカーペットにかぶせる絨毯(カバー)の選び方
絨毯タイプのホットカーペットには通常カバーをかけて使用します。
ただ、このカバーはどんな絨毯でも良いというわけではなく、ホットカーペットにあわない絨毯もあります。
いちばん簡単な見分け方は、ホットカーペット対応と書かれた商品を選ぶこと。
ホットカーペット非対応の絨毯・ラグ・カーペットは、熱に弱い、熱で劣化する、耐熱加工がほどこされていないなど、なんらかの理由があってホットカーペットのカバーとして向いていないものになります。
こういった絨毯・ラグ・カーペットをホットカーペットのカバーにしてしまうと、接着剤が剥がれてしまうなどの傷みの原因になりますのでやめておきましょう。
ホットカーペットの疑問
ホットカーペットの洗い方や電気代など、ちょっと気になることを見ていきましょう。
ホットカーペットはエアコンの代わりになる?
ホットカーペットだけでエアコンの代わりとすることはかなり難しいと思います。
エアコンは室温をコントロールすることができますが、ホットカーペットは床や足元を温める製品なので用途が違います。
そのため、ホットカーペットだけで部屋全体が温まるとか、寒い冬でもエアコンなしで過ごせるとは思わない方が良いかも。
ただ、ホットカーペットとエアコンを併用することで部屋全体がより暖かく感じられたり、エアコンの設定温度を下げることもできます。
使い方次第でとても快適になることは間違いありません。
ホットカーペットの電気代は安い?高い?
ホットカーペットの電気代は、カーペットのサイズと設定温度によって違ってきます。
アイリスオーヤマ「ホットカーペット ベーシック」を例に比較してみると、1時間あたりの電気代は次のようになっています。
1畳用:温度中 約2.6円・強 約3.6円
1.5畳用:温度中 約3.3円・強 約6.0円
2畳用:温度中 約5.8円・強 約8.7円
3畳用:温度中 約6.6円・強 約11.4円
こちらを1日8時間×30日間使用すると電気代はこうなります。
1畳用:温度中 約624円・強 約864円
1.5畳用:温度中 約792円・強 約1,440円
2畳用:温度中 約1,392円・強 約2,088円
3畳用:温度中 約1,584円・強 約2,736円
お住まいの地域によっても冬場の光熱費はかなり違いがあるものの、他の暖房器具と比較しても比較的安い金額でお部屋を暖めてくれるのではないでしょうか?
エアコンやファンヒーターとの併用が必要になるかと思いますが、手軽に利用できる暖房器具と言って良いかと思います。
ホットカーペットって洗えるの?
ホットマットなどの比較的小さな製品には手洗いや洗濯機で洗えるものもあるようですが、ホットカーペットは基本的にご家庭で洗うことはできません。 よごれから保護するためにも、カバーが必要な絨毯タイプは必ずカバーやホットカーペット対応の絨毯・ラグ・カーペットを使用して使いましょう。
洗えないホットカーペットのクリーニングはデア絨毯工房にお任せ下さい。
デア絨毯工房はホットカーペット本体のクリーニングも承っており、電気系統を保護しながらやさしく手洗いでクリーニングしております。
カバーをかけて使ってたけど飲み物がこぼれてしまった、ペットがそそうしてしまった、汚れや匂いが気になるなど、ホットカーペットのクリーニングをご希望でしたらデア絨毯工房にお任せ下さいませ。
しっかりと汚れを落としてお届けいたします!